小浜島でシロアリ駆除を自分でした話。

シロアリハンターの設置場所の成功事例、失敗事例

シロアリハンターを設置し、シロアリの駆除に成功したのだが、
どこにどのように置いたら一番効果的なのか?ということを
考察していきたいと思う。

シロアリハンターの中身チェックは少し驚く結果になっていた。

まずは、雨漏り付近は予想通りほぼ全てが食べた跡があった。

次に全く中身をチェック出来ていない本棚裏や本の中にしかけた罠・・・・

本棚裏の蟻道に這わせたシロアリハンターに手を伸ばし
「パカっ」と、ドキドキしながら開ける。

ラブレターを開ける少年みたいにドキドキしている。

・・・・・あれ?

全く食べてない・・・・・

ラブレターが白紙な位ショックだ。

続いて、本。

本を取り出す度に土がいっぱい出てきて結構凹みそうだ。

・・・・・・あれあれあれ??

しかし・・・白い紙は大分残っている・・・・・

大分残っている、というのはさすがにウソだった。

全部残っている・・・・・

白い紙のみ設置するという天才しか思いつかないと思われたアイディアは

全く効果が無かった

恥ずかしい。

穴があったら入りたい。

いや、蟻道があったら入りたい。

兵アリのように頭をつっこめたら恥ずかしさも軽減するかもしれない。

もちろん、食べつくした白い紙もあったかもしれない。
しかし、それでも、大量にのこされた白い紙を見る限り
有効だったとは言えないだろう。

そして、一番期待値が高いパイプ付近。

ここは、間違いなく外界との接続場所になっており巣へと直結している
可能性が非常に高いのと、ここの蟻道が結局本棚へ雨漏り箇所へと
伸びているのでここさえ押さえておけば他はどうでも良いと
思えるほど重要な場所だ。

壁に沿ってハンバーガー方式で置いたシロアリハンターを
ドキドキしながら開ける。




ラブレターを開ける少年みたいにドキドキしている!





・・・・・あれ?

・・・・・・・・・・あれ?

あり得ない結果に、一回シロアリハンターを閉めて天を仰ぐ。

ウソだろう?

ウソだと言ってくれ。

・・・・・・全く食べてない・・・・・・







ラブレターが白紙な位ショックだ





いや、ショックだ、というか「なんで?」という疑問の方が多かったかもしれない。

そりゃそうだ。ここのを食べてりゃ、全てのシロアリが食べることになるだろうし
シロちゃんにとってもわざわざ本棚や雨漏り箇所にいかなくて済むから
メリットだらけだからだ。

・・・・うーん・・・・・全くわからない・・・

ということで、結果は雨漏り箇所に設置した4つほどがほぼ空になるほど食べられていて
あとの残り10個ほどはほぼ無傷だった・・・・・

単純計算シロアリハンター4つでシロちゃんを壊滅させたことになる。

結局シロアリハンターはどこに置いたら一番効果的なのか

この事実からシロアリハンターの最適な設置場所を考えてみたいと思う。

設置したとこが余すことなく食べられているのであればシロアリハンターってすごい!
って話で終わると思うのだが、食べムラが凄すぎる。

別にシロアリハンターに「イチゴ味」とか「チョコレート味」とか
「オーガニック」(毒だけどな)とかがあるわけではなく
すべて同じはずなのに不思議だ。

設置した場所でこんなに違うとなると「何か」があると思わざるを得ない。

まずはそれぞれの設置場所のおさらいを箇条書きした上で仮説を考察したい。

「雨漏り箇所」

・雨漏り指定箇所で常に少し湿っている状況


・空になっていたシロアリハンターもあったほど盛況


・何度もチェックしてはダメと言われていたが、食べられているとこは
 数度チェックしてもやっぱり食べられている


・コンクリートの割れ目に置いたものは底部の木を取り外さなかったが
  木を食って白い紙を食べた。


・プラスチックの小物入れの下に投入した、白い紙は1回目2回目良く食べて3回目は

 全く手をつけなかった。


・3日後くらいに追加で置いたものは全く食べられていなかった。

「本棚」

・シロアリは多分一番多い


・棚の一部ではシロアリハンターのスプレーをやってしまったり、本を取り出す際に
 蟻道を壊しまくっており一番原型を壊してしまっていると思う。


・白い紙を本に挟んだりした。


・ほぼ食べられていない


・あきらかな餌場

「パイプ付近」

・外界へとつながっている。


・蟻道も一番太い


・他と違ってここはただの通り道


・シロアリハンターを2個重ねた


・設置したのが実は他の場所と違い次の日


・ここだけ蟻道はコンクリートの壁をはっている。

以上のおさらいから「仮説」を構築したいのだが、書いていくうちに
頭に自然と「仮説」が浮かぶろー、頑張れー俺の大脳皮質~なんて
考えていたけど全く浮かばなかった。

深海魚のように全く浮かばない。

僕の大脳皮質は「休む」を選択したようだ・・・・

皆様に披露するような特筆すべきことが全く浮かばない・・・・

何が正解かわからないということはわかった。

雨漏り箇所はそもそも雨漏りで濡れており、シロアリの水くみ場として
何かを吸収するという意識が高かったのが良かったのかもしれない。



一番最初に設置したから良かったのかもしれない。

本棚は餌場なのに全く食べられなかったのは
スプレーをぶっかけたことと、また本の隙間などに沢山白い紙を入れるという
行為をしたので、本の出し入れが激しかったのが原因かもしれない。

そんなに欲張らず本棚に通じる蟻道にこっそりしかけるだけで良かったのかもしれない。

パイプの所は、

蟻道が壁に沿ってあり、パイプの穴の周りは
コンクリートでぼこぼこしていたもんだからひょっとしたらうまく蟻道の中にシロアリハンター
食い込んでおらず、シロアリが気が付かなかったのかもしれない。

また、そもそも「餌場」という認識がなかったのかもしれない。

設置が一番遅かったのですでにシロアリハンターに対する警戒があったのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・やはり、これだ!という正解が浮かばない・・・・・

真理にはたどり着けていない。

しかし、雨漏り付近の近くにあったプラスチックケースの小物が一番の
設置のヒントになるのかもしれない

何度も書くが1度目2度目は食べたが3回目は全くだったからだ。

1度目、2度目は驚異的なスピードで紙がなくなった。

しかし、3度目は、マジで見向きもしていない、という結果になった。

これには「何か」があると言わざるを得ないのではないだろうか。

「白い物」は怪しいと仲間内で広まったのだと思う。

きっと集団内で脳が繋がってるのではないかと言うほどの伝達能力があり、
「ここに蟻道を作る」「ここの餌を食べる」「ここの餌は食べない」「あそこにはいかない」
など、1匹が判断しただけですぐさま共有出来るのだろう。

そういう意味でも、やはり、シロアリの集団をでかい生き物1匹と捉えても
間違えではないのだ。

極端に言えば1匹に警戒されたら終わりなのかもしれない。

「すぐさま共有」「1匹に警戒されたら終わり
この2つがシロアリを
駆除する上で大事なキーワードなのだと思う。

どうか頭に叩きこんでおいて欲しい。

以上の事からもし、次回もシロちゃんが出現してしまった時に
僕がするであろう、シロちゃんとの戦い方。

・絶対に警戒されるないように動く

・蟻道をすこーし壊してさりげなく、発見されやすい場所にシロアリハンターを置く

・雨漏りしている箇所があるなら駆除するまで出来るだけほっておく。

(全体的な環境をあまり変えない)

・設置作業は短時間で終わらす(2日目以降設置したのは、全く食べてなかったからだ)

・何が正解かわからないので、出来る限りの罠をしかける、もちろん刺激しないように

注意を払いながら。

以上の5点が重要だと思われる。

戦後処理

さて、戦後処理をしていこう。

一度、駆除した所にはシロアリはしばらく戻ってこないはずだが
ほとぼりが冷めた頃に新しいシロアリ族がやってこないとは
言い切れない。

色々考えたがパイプ付近の穴は埋めておくことにした。

シリコンのような商品を探していたら良いのがあった。

これはシリコンなのだが中にホウ酸が入っているようで
穴を防ぐ+シロアリ予防という二つのことを1本でやってくれる!

二刀流じゃん!!



シロアリ界の大谷翔平じゃん!!!

おおおお・・・・すげーよ。すげーなこれ。


しかも!この商品の特徴としては、乾いても完全に固まることはない。


これが何を意味しているかというと、パイプの付け根のような、どうしても
グラグラするところを補填する際や、コンクリートの割れ目が広がっていきそうな
際でも、塗った所に隙間が出来ることが無い、ということだ。

凄すぎる。

夫婦喧嘩した時に生じた隙間にも塗れないだろうか・・・・

夫婦喧嘩後にこれを持っていたら「ごめんね、修復したいね」という
隠れたメッセージになると良いな。

・・・・・・・・・・

馬鹿な事言ってないで早速パイプ付近に塗っていこう。




うーん。完璧だ。塗り心地も良い。

シリコンにしては少しお値段が高いが、なーに気にする必要はない。

大谷翔平の2020年の年俸は3億位だが、



こちらの大谷はたったの2千円弱だ。



送料も加わるが、再びシロアリと戦う確率が減らせるのであれば
痛くもかゆくもないレベルだ。




そして、前回、シロアリを吹っ飛ばすという間違った使い方を
してしまったシロアリハンターのスプレーを正しく使っていく。

床下に満遍なくまいておいた。

外した床板にもホウ酸スプレーをまいた。(乾かすまで待つ必要がある)

もう、これで大丈夫。完璧すぎる。二度とシロアリはこないだろう。

・・・・と考えたい所だがこの考えは多分甘い。

シロアリはいつ、どこで、どうやって再び現れるかわからないので
こまめなチェックが必要なのだと言う。

なので僕は、床下をチェック出来るように床板を釘などで
完全に止めないようにし、床板を開けれる箇所を作っておいた。

どうやら春先がシロアリの活動が活発になるらしいので、そのころに
チェックをしまたシロアリハンターのスプレーなどで結界を張ろう。

>>>次ページでは最後にシロアリに対する世の疑問に関して僕なりに考察してブログを終了します。

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