小浜島でシロアリ駆除を自分でした話。

こんにちは。小浜島のヒロサ―です。

woman sits on brown wooden beach chair

南の島でこんな感じで優雅にゆっくりのんびり
暮らそうと思い移住したらシロアリが家に出て、
のんびりどころか、



ゴーストバスターズ




みたいな生活をしていたヒロサ―です。

Female, Woman, Water, Military, Soldier, Wet, Muddy

このブログは、

素人では到底無理と言われているシロアリ駆除を
たった一人でインターネットと薬物の力の助けを
得ながら行い、遂に素人ながら完全勝利をした男の愛と
勇気の戦いの記録である。

僕は、シロアリ駆除の為に相当数の時間をネット検索にあてた。

ネット検索という特質上どうしても仕方ないのだが、
お金が発生しやすいとこが検索の上位に来てシロアリを自分で倒した
個人の記事というのにはほぼ出会えない。

つまり「シロアリ 退治」とかで検索すると、
どうしても、シロアリ業者のサイト、もしくはそれを統括するサイトばかりが
ずらーーーーっと並び、中身はシロアリの生態や退治方法は書いてあるが結局、
記事内で退治の困難さが巧みにねじこまれプロにお任せする方向に誘導される。

不安をあおり、その不安はこれで解消されますよ、と、業者を紹介される・・・・

巧みだ・・・・巧みにネットは僕らの心理を誘導してくる。

「ダイエット 方法」で検索すると、結局業者の記事で、ダイエットのサプリ
などの商品の購入に誘導されるのと全く一緒の手口だ。

シロアリ駆除はプロにお任せすると数十万は当たり前、
そして、悪質な業者も未だに存在するようで必要のない工事をやらされたり、
必要の無い薬をバラまかれたりすることもあるようだ。

もちろん、プロにお任せするメリットも数多ある。

間違った駆除方法をとると返ってシロアリ被害を広めることもあるし
家を傷つけることもあるからだ。

被害の状況や、シロアリの種類、あなたがシロアリ駆除などにかけられる時間、
などなどから勘案してプロに任せるという選択をされるなら
全く間違った選択とは言えない。

ダイエットのサプリの購入だって、納得して買うのであれば全く問題ないのだ。

ただ、僕は個人で戦い、そして勝った。

その事実を皆さんが読んで個人でやるか、プロにお任せするかの選択を皆が出来るようになったら良いと思い立ちこのブログの執筆を決意した。

初めに言っておくがこのブログはめちゃくちゃ長文だ。
多分読むのに20分位かかるかもしれない。

しかし、シロアリを知りたい、シロアリを駆除したい、


シロアリを通して人生を学びたい


という方は是非読了して欲しい。

必ずヒントがあるはずだ。

ちなみに、読んでいくうちにわかるがこの記事も結局、

皆様の不安をあおり、

僕の自慢話を散々読まされ、

特定の商品を紹介し、

その商品を購入するように誘導している!

巧みだ・・・・巧みにネットは僕らの心理を誘導してくる。

しかし、違うのだ。僕はその商品を使いシロアリ駆除に成功しているのは
事実なのでその素晴らしい商品を紹介しているに過ぎないのだ。

そして、もしこれがコンプライアンス違反(?)なのであれば
シロアリに殺虫剤などを使わず素手で挑めば良かったと言うのか?

シロアリに素手で抵抗、は

シロクマに素手で抵抗

くらい無謀なことだ。

僕の逃げ道として、注意事項を書いておきたいが
これはあくまで僕がたまたま運良くシロアリが退治出来ただけであって
この方法が全員にあてはまると決して思えないし、
また先述した通り被害を広める可能性もかなりあると思う。

結局何もかもが無駄でプロにお任せした方が時間も費用も安かったみたいな
こともあるかもしれない。

プロにお任せせず自分で退治する時は全て自己責任でお願いしたい。

シロアリとの出会い

2021年4月吉日。世の中がコロナ禍で大変な中
ショパンのピアノのような爽やかな春風が吹く穏やかな夜に
それは突然やってきた。

いつもそうだが不幸というのは突然、本当に突然現れる。
人生いつでも1秒先は地獄が有りうるのだ。
幸福はそれとは逆だ。幸福は花だ。花のように大事に大事に意思を持って育てていく。

そして、今宵、ショパンの音色を飾ったのは花ではなく・・・・・

不幸の方だった。

妻と子供が寝静まり、久々に岡本太郎でも読むかーなんて思い本棚に向かった。

ん?






ん?



なんだこれ。




砂?土?

本棚の本から砂とか土があふれ出てる・・・・・



あれ?そんな飛び出す絵本みたい感じで

砂とか土が飛び出す本

みたいの持ってたっけ?

なんて呑気に考えて岡本太郎の本を取り出したら・・・・・



本がボロボロに喰われている・・・・・

・・・・虫だ・・・・・・

この虫の正体はすぐにわかった。

いや、わかったというか、目に物体という
認識が飛び込んできた。

シロアリだ・・・・・・・・シロアリか?

シロアリか???

いや、どっからどう見てもシロアリだわ。

違う生き物であれ!と願うも

アリがシロいのでシロアリで確定だろう。

(違う生き物でも困ったものだが。)

しかも、無数にいる・・・・・・・

突然の出会いに頭が(シロアリなだけに)真っ白になって、何も考えることが
出来ない・・・・・・

はぁはぁ・・・・

喪失感とがっかり感で

吸う息より先にため息が出てくる。

肺のキャパなんて無視だ。

そして連続ため息と共に涙も頬をつたう。正直、ボロボロの本より、
心がボロボロになっていく。

ため息が全て出切った所で、止まらない涙と共にふと岡本太郎の本のタイトルを見た。

涙でかすんでしまっていたが、はっきりこう書いてあった。

                 ↓






                 ↓







                 ↓













 「自分の中に毒を持て」

・・・・・・・・・

いや、毒を持てって・・・・




 あんた、シロアリと言う毒を持ちすぎてますよ・・・・

なんてつぶやいたら可笑しくなってきて遂にニヤニヤしてしまった。

ボロボロの心は、「ひっひっひっ」という笑いにより正気が取り戻された。

自己を失うほどの出来事が起きた場合
「笑い」で自己を逸脱することで
失われた「自身」を取り戻すことがことが出来るのもまた真実なのだと悟った。

笑いは自己防衛の手段としても機能しているのだなぁ。

笑いにより、正気に戻った僕はつぶやく。

いや、笑ったり泣いたりしている場合じゃねーわ。これはやべーわ。マジでピンチだわと。

そして、現実を確認せねばと本棚をよく眺めた。

隣の本も隣の本もその隣の本も、被害にあっている。本を取り出す度に
土やシロアリがボロボロっと出てきて、だんだん何もかもが嫌になってくる。

(この写真は、発見当初では無いが・・・・)

久々登場のナウシカの大ババ様が僕の耳元でそっとつぶやく。









「燃やすしかないよ」




本棚と本を今夜中に家の外に出して焼却処分をしてしまったら何もかもが終わり
すっきりするのではないか

そう考えた僕は、一先ず被害にあってない大事な本を出してあとは
燃やしてしまおう・・・と、決意した。

決意により、本棚より先に

心に炎が灯る

本棚を外から眺めると、被害にあっているゾーンとあっていないゾーンが
明確に分かれていることがわかった。

なぜ、こっちは食べてこっちは食べないのか?

集団で行動しているから、本がこっちにもあることに気が付いてないのか・・・・・

とか考えていたらちょっとこのシロアリに興味が湧いてきた。

はたして、燃やす、だけでシロアリ問題は解決するのか・・・・・?

燃やす、という行為は最適なのか・・・・・?

シロアリを最適な方法で倒したい・・・・・そう思った。

孫子の有名な兵法が頭をよぎる。

を知り、己を知 れば百戦危うからず」

つまり、シロアリを知り、その為に自分に足りない知識などを知れば必ず勝てる、ということだ。

そうだ、知ろう。

人生、知らないのがいけないことなのではない
知ろうとしないのがいけないことなのだ。

そうして結果的には1か月以上に渡る僕とシロアリとの
戦いは始まったのだった。

>>NEXT 次のページではシロアリを「知る」ことの重要性が書かれています。

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